新宿の歯医者「新宿KU歯科」｜歯周組織再生療法

歯周病が進行すると、歯根を包む歯根膜や歯を支える顎の骨が溶け、支えを失った歯は抜けてしまうかもしれません。歯周組織再生療法は、歯周病によって失われた歯周組織を回復させる最新の治療法であり、歯を支える骨や歯根膜を回復させることで重度の歯周病でも歯を残すことが可能です。

新宿の歯医者「新宿KU歯科」では、歯周組織再生誘導材料を使用するエムドゲイン法、人工膜を挿入することで歯周組織の再生を誘導するGTR法、自身の骨や人工骨を移植して骨の再生を図る骨移植による歯周組織再生療法に対応しています。

エムドゲインは、歯が生えてくる時に重要な役割を果たすたんぱく質の一種である「エナメルマトリックスデリバティブ」を主成分とした歯周組織の再生誘導材料です。歯周病によって溶けた場所にエムドゲインゲルを塗布すると、子供のころに歯が生えてくる時と同じような環境を再現し、歯周組織の再生を促します。

エムドゲイン療法は世界40か国以上で実施されている安全な治療法です。歯周組織が回復すると歯周ポケットが改善されるため、歯周病の原因となるプラークや歯石が付着しにくくなり、歯周病の再発リスクを低減できます。また、歯を支える骨が再生することで歯のぐらつきが抑えられるため、しっかりと噛めるようになります。

本来、骨や歯根膜、歯茎などの歯周組織には再生能力がありますが、再生スピードには違いがあります。骨よりも歯茎の再生スピードが速いため、歯周病で骨が溶けた場合、歯ぐきが先に再生して骨があったスペースを埋めてしまい、骨が自然に再生することはできません。

GTR（Guided Tissue Regeneration）法は、メンブレインという人工膜を使って失われた骨の部分を覆い、歯茎の内部への侵入を阻止する治療法です。一定期間、骨が再生できるスペースを確保することによって骨を回復させることができます。

骨移植とは、患者さまご自身の骨や人工の骨を歯周病によって溶かされた骨の部分に移植し、組織の再生を図る治療法です。移植後、時間の経過と共に骨が再生され、下がっていた歯ぐきも盛り上がるため、見た目の問題も改善します。骨移植は、エムドゲイン療法と併用するケースもあります。

歯周組織再生療法によって歯周組織を回復させても、口腔内の環境が悪化してしまえば歯周病が再発する恐れがあります。歯周病再生療法を受けた後は、ご自宅での正しいブラッシングと歯科医院での定期的なメインテンスで、歯ぐきを健康に保つことが大切です。

当院では、定期的なメインテナンスで歯周病の再発防止を積極的にサポートしてまいります。

口腔内の状態によって適した治療法は変わってきます。新宿の歯医者「新宿KU歯科」では、歯科用CTやマイクロスコープなどを活用して精密な診査・診断を行い、現在の歯周組織の状態と必要な治療について丁寧にご説明します。安心して治療を受けていただけるよう、不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。

※価格はすべて税込です

再生療法